1970年代のデザイン-Meyer mouthpiece-

2019.03.24 Sunday

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    今回は有名なMeyerマウスピースについて。Meyer Bros時代をへて、1971年からいままで jj Babbitt社がつくるマウスピースはシャンク部に MADE IN U.S.A. と刻印されていることからMeyer USA の愛称で呼ばれています。

     

    製造時期によるShank形状Hard Rubber素材の進化はお気付きですか?

     

       Meyer USA Alto Sax mouthpieces (1980〜)

    * For further details, apply to Manufacturer.

     

    よ〜く観察するとシルエットが違いますよね、、、、

     

    2000年代には茶色く変色しない素材になり外観は1970 NewYork USA に近くなったのかな? 時代によってチャンバー周辺の形状も変化しているのがうかがえます。

     

    Medium Chamber models. 

    * For further details, apply to Manufacturer.

     

    誰でもfree-blowingできる吹きやすいMeyerマウスピースを作り続ける jj Babbitt社は今年(2019)で創立100周年です。素晴らしいですね。

     

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    1990年代のデザイン -Made in Holland mouthpiece-

    2019.03.03 Sunday

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      今回はオランダで作られた珍しい試作品 Alto Saxマウスピースです。1990年頃のGuardalaをコピーしたショートフェイシング仕様。

       

               Guardala Copy Alt-Mondstuk

      * Neem voor meer informatie contact op met de fabrikant.

       

      内部はKingモデルをStep-Baffleに変更した感じ。Tenor用のBranfordモデルに近いかも?

       

      * Neem voor meer informatie contact op met de fabrikant.

       

      Bergを思わせるbullet cut chamberを拡張(赤枠)したヤスリ跡がそのまま... 生音は太く、ズドンと音圧が出せる優れモノなのです :)

       

      * Neem voor meer informatie contact op met de fabrikant.

       

      手彫りのPrototype番号について尋ねたら製作者本人から素敵なエピソードを聞きました。これはオランダの楽器店SaxpointのFrankさんがCandy Dulfer(as)氏のマウスピースを製作する際ガーデラを研究するために作ったうちのひとつ。このような試作を経て彼女の特別なCustom Mouthpieceは完成したそうですょ♪

       

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